高神圭吾さん【ファッションハウス伊太利亜】

高神圭吾さん【ファッションハウス伊太利亜】

お客さんも、スタッフもみんな和やかで、にこにことしている。
赤いレンガの建物が目印の美容室“ファッションハウス伊太利亜”。
人懐っこい笑顔で迎えてくれたのは、2代目店主の高神圭吾さん。

幼少期は、父親の姿をみてガラス屋さんになろうと思っていたそう。
しかし中学1年生のとき、友人に「美容師の息子なんだから俺の髪を切ってよ」と言われる。
興味はなかったがそう言うならばと、先代である母親に教わりながら初めてカットをした。
友人は大喜び。
自分がしたことで、人を喜ばせられることがとても嬉しかった。
(しかしカット自体はおそまつで、結局は母親がやり直したそうだが…笑)
そのことがきっかけになり、美容師になることを決意。

その後は一心不乱に美容師を目指し、東京の専門学校では成績上位で卒業。
都内の店で働き、技術を磨いて副店長にまで上り詰めた。
しかし、「修行にいっていた」という思いから2005年に銚子にUターン。
実家である伊太利亜で働き始める。
技術は身に付いていたが、「自分勝手で、思いやりにかけていた。」と振り返る。

“心身ともにきれいにする”という信念である母親の元、髪型だけでなく頭皮から身体全体、ライフスタイル、そして心の中から、多角的にアプローチすることを学んだ。
お客さんと真摯に向き合ううちに、「相手があってこそ自分がいる。自分は生かされている。」ということに気付かされた。
だからこそ、一度しかない人生の中で自分にできることは何かを模索するようになった。
「“人貢献”をしていきたい。
美容師は特殊な仕事。
施術時間が長い分、お客さんと深く関わることができる。
伊太利亜に来たら、心を開いて、元気になって帰ってほしいです。」

また世代交代し店長として働くようになり、スタッフのことを考えるようになった。
「相手は合わせ鏡。
使い捨てのようなやり方では誰も付いてこない。
小さな会社だからこそできる寄り添った経営を目指し、社員の教育や福利厚生の整備をすすめています。」
お客さん、スタッフ、ひいてはお店全体の雰囲気づくりは自分の仕事だと奮闘する。

銚子は、「時間がゆっくり流れ、笑顔の数が多い」と話す。
都会に住んでいたからこそ、銚子の魅力を再発見した。
便利ではないかもしれないが、「のぞまない。うらやましがらない。」と言い、自己への欲求はあまりもたないことでリラックスして生活できている。
そして“人とのつながり”に幸せを感じるそう。
「お客さんとスタッフがいるからがんばれる。」
そう話すこの人に美容師は天職なのかもしれない。

悩みを打ち明ければ、真面目に向き合ってくれる。
この人がこんなに自分のことを考えてくれるなら、なんだか捨てたものじゃないな…
そんな気持ちにさせてくれる。
元気になりたいとき、応援してもらいたとき、また会いにいきたくなった。
そうすればきっと髪型にプラス笑顔のエッセンスできれいになれる気がする。

銚子でみつけた幸せ
「人とのつながり」

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