鈴木浩之さん【~海のそばのハーブ園~ ハーブガーデン・ポケット】

鈴木浩之さん【~海のそばのハーブ園~ ハーブガーデン・ポケット】

今回、紹介するのは“~海のそばのハーブ園~ ハーブガーデン・ポケット”店主の鈴木浩之さん。
ハーブについて語る姿が魅力的だ。
自分の好きなもののことを伝えようとする表情がいきいきとしていて、話しをきいているとついついその世界に引きこまれてしまった。

銚子が地元。
中学卒業後は家族を離れ、関西の高校・大学に進学。
実家が園芸農家であったが、「植物に関心を持てず、家業を継ぐつもりはなかった。」という。
両親はやりたいことをやればいいと応援してくれていたため、関西で就職し、いつかは自分の飲食店をもちたいと考えていた。
その間に両親がハーブガーデンを開園。
当時はハーブという言葉自体がメジャーではなく、ハーブガーデンは日本で数えるほどしかなかった。
どういうものか想像できないまま帰省時に訪れてみると、ハーブの栽培や販売だけでなくレストランが併設されていた。
「両親はそこまで考えていたわけではなかったが、偶然にもやりたいことが家業に融合されていた」ため、27歳で銚子に戻ってきた。

ハーブガーデンに携わるようになると、飲食スペースだけでなく、興味がなかったハーブにも関わるようになった。
“ハーブ”というと女性の方が好むイメージがあるが、“ハーブを育てる”という面では凝り性の男性の方がはまりやすいそう。
自身もその性質なのかもしれない。
「植物は成長する楽しみや自分が思い描いたとおりに育ったときの喜びがある。
銚子は潮風で育てられない植物もあるが、“夏は涼しく冬は暖かい”という気候が栽培に適している。
他の地域では屋外で冬を越せない植物が、銚子では外で太陽の光や雨を浴びてのびのびと成長できます。」
そうして自然の力を信じ、できるだけナチュラルな状態で手を掛けすぎないようにしている。
農薬をつかわないことにこだわり、“葉っぱを食べられてしまう”というよりは“食べてもらって実を結ぶことができバランスが取れている”と考える。
今では「ハーブのことならそこらの人よりずっと知っている」と自負し、気がつけばハーブが好きになっていた。
「バジルや柑橘系の香りがするミントがお気に入り」だ。

一度離れていたからこそ銚子の良いところ、悪いところがよくみえるという。
「それでも最近はみていて面白い。
ここ何年か“このままではいけないともがいて”、市民主体のいろいろなイベントや企画が生まれている。
住んでいる人はみんなよく文句を言うけれど、銚子の人間だというプライドがあって思い入れが強い。
結果がでるまでには時間がかかると思うが、銚子に生まれてよかったという町にこれからどんどんかわっていってほしいです。」

自店も変化に躊躇せず、それを楽しんでいきたいと話す。
実際、時代のニーズと共に、オープンからどんどん形態を変えており、お客さんからは来る度に違うから面白いと言ってもらえるという。
また園内の建物やオブジェなどは全て自分達でつくりあげているというから驚きである。
「プロに頼めばもっときれいですごいものができるかもしれない。
ただ、それではお客さんが再現できない。
ホームセンターで買えるもので素人がつくったものだから、家で活かすことができます。」
今後は、新たなスペースを増築したり、今までにない園芸の販売方法を始めたりしたいと準備している。

「存在を知っていても来たことはないという人が多くいると思うので、まずはぜひ一度遊びに来てみてほしい」と話す。
一度訪れたら、上手な育て方、その人その家に合ったハーブ、料理や効能まで、目を輝かせながら紹介してくれる店主さんに、きっとハーブの面白さに魅了されてしまう。

銚子でみつけた幸せ
「今、このままではいけないともがいているところ」

 【銚子人 Facebook】

鈴木浩之さんは、「銚子人」でも紹介されています。(銚子人COMMUNITY TRAVEL GUIDE VOL.5 編集委員会 編/英治出版)

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