袖山裕子さん【銚子ギフト プリズム】

袖山裕子さん【銚子ギフト プリズム】

犬吠埼灯台の下、海を眺めるギフトショップがある。
銚子出身のアーティストの作品や銚子を感じる雑貨がところせましと並んでいる。
「銚子が大好きなんです!」
そう熱をこめて話す、“銚子ギフト プリズム”の店主 袖山裕子さんに会いに行った。

明神小学校に通っていた幼少期から、通学時、「毎朝毎晩、海の景色に感動していた」と話し、銚子にずっと住むということを決めていた。
銚子第一中学校、市立銚子高校を卒業後、大学は東京へ。
そのまま一旦は就職したが、銚子市公務員となりUターン。
観光課や福祉課に配属され、30年間銚子のために尽力した。
しかし「親が自営業であったため、いつかは自分のお店をもちたい」という気持ちがあり、子育てが一段楽したのを機にプリズムをオープンさせた。

元々、雑貨屋さんの空間が好きだったそう。
「今でもどこかに行くと立ち寄って、見入ってしまう。
雑貨は生活必需品ではないけど、みていると楽しくなる。
お気に入りのものを発見したときは心が躍る。
生活にプラスして気分をかえたり、眺めていると旅やデートなど買ったときの気持ちを思い出させてくれたりする。
自分でもそういう場をつくりたかったんです。」
店内にはこだわりのインテリアやステーショナリーを置いており、観光客だけでなく地元の方にも好評だ。
そして店名に“銚子”とつくのは、銚子好きがこうじて。

「とにかく銚子が大好きなんです!」と話す。
「銚子は“空気がきれいで、空がきれい”。
太陽・雲・月・星、一つの天体である地球をとてもきれいに感じられる。
何もないと言う人もいるけど、実は多様性があってゴージャスだと思う。
砂浜・岩場・漁港・灯台・橋・海鳥など海のあらゆる要素をみることができる。
漁業・農業・畜産業・製造業などいろんな産業が発達していて、食が豊富。」
また銚子の魅力のひとつが“実用の美”だそう。
「はじめから観光用に整備されたものは少ない。
銚子電鉄・醤油工場・犬吠埼灯台・防風林など必要でつくられたものが、今は観光資源になっている。
飾り立てようとしたわけではないが、雰囲気があるところが多くあります。」

知っているつもりになっていた銚子だが、まだまだ魅力を発見できそうだ。
「銚子に何かやりたいとくるのはもったいない。
一泊二日では間がもたないが、一週間いるとしっくりくる。
のんびりと温泉に浸かって、のんびりと散歩するのがおすすめ。
これがあります、というのはわかりやすいが、そうではない銚子の良さを発信するのが難しくて、伝えきれていないのが悔しいです。」
今後は「乱開発して都会に追いつこうとするのではなく、銚子らしい居心地のよさを活かしていけるとよい。」と話す。

店番中、お客さんが途切れることがある。
そんなときも海を眺めているだけで幸せを感じることができるのは銚子ならではと笑う。
根っからの銚子好き。
そんな“銚子の好き”がたくさんつまったプリズムにきて、みんなに“銚子の好き”が広まれば銚子はもっともっと面白くなる気がする。

銚子でみつけた幸せ
「空気がきれいで、空がきれい」

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