台風15号の動向が気になる週末。
雨はまだ時折パラつく程度ですが、風が強く吹いています。
窓から見える景色にふっと、小説『むこうだんばら亭』を思い出しました。
著者の作品には、度々銚子が登場します。
さて!9月1日(金)銚子漁港水揚げ量情報です(^-^)
その他 4.3t
合計 4.3t
『むこうだんばら亭』乙川優三郎
江戸での暮しに絶望し、あてどない旅に出た孝助は、途中で身請けした宿場女郎のたかと銚子へ流れ着いた。イワシや醤油で賑わうとっぱずれの地で、彼は酒亭「いなさ屋」を開き、裏では桂庵を営んだ。店には夜ごと寄る辺なき人々が集う。貧苦ゆえに売笑する少女、放埒な暮しに堕ちてゆく女……思うにまかせぬ人生の瀬戸際にあって、なお逞しく生きようとする市井の男女を描く連作短編集。
(新潮社)
http://www.shinchosha.co.jp/book/119223/